書籍『「孤独」は消せる。』を読んだ
うっす! 元気にしてるかい?
『「孤独」は消せる。』(2017年3月、サンマーク出版)吉藤健太郎 著 の電子版を読んだので、記録がてら感想を書こうかと思う。
この本の著者:吉藤健太郎(通称 オリィ)さんのことは、NHK番組「逆転人生」をたまたま見ていて知った。
「“人づき合いが苦手”から大逆転!新進気鋭のロボット開発者」 - 逆転人生 - NHK
彼が現在取り組んでいる事や、不登校・ひきこもりといったこれまでの経歴にも興味を持ったので本書をAmazonでポチった。
今、オリィさんはOriHimeというロボット(分身ロボット「OriHime」)作りを通して
『たとえ身体が動かなくなっても、どんなに離れていても、人と出会い、家族や友人と同じ時間を過ごし、ありがとうと言い合い、死ぬ瞬間まで人生を謳歌できる』
未来造りに取り組んでいる。
本書では、この分身ロボットの研究がもともとどういった経緯で進められたのかが、著者の自伝も含め書かれている。
私が特に興味を持ったのは、「孤独の解消」を目指して高専時代に人工知能の友達を造ろうとしていたオリィさんがその方針を変更し、人と人をつなぐ新しい方法を考えて実行していく様子だ。私の友人で、お嫁さんを人工知能で造ろうとしている奴がいるのだが、彼も最終的には人間の嫁さんを探すのではないかと思う(笑)
オリィさんは本書を通して「人生は出会いによってつくられる」ということを強く訴えているが、私も強く共感した。素晴らしい人達との出会いを求めて、自分の殻だけに籠らず、積極的に人と会ったりコミュニケーションを取ったりしたいと思った。
私も実家から離れて暮らしており、あまり家族に会えないので、いつかOriHimeを使う機会があるかもしれない。
今後もオリィさんの活動から目が離せないな。
コミュ障だったオリィさんは、中学時代の体育会ノリなポスターセッション練習や野外活動センター補助員経験、徹底的な準備を通して、大人数を前にしても素晴らしいプレゼンができるようになったらしい↓
重度の障害を患いながらも、鳥取から沖縄のプログラミングスクールにOriHimeで通う女性(25歳)が沖縄のニュース番組に取り上げられていた↓